塔屋の施工・納まりで、ほぼ付きっ切りの一日。

からしばらく、太陽熱給湯器の集熱パネルに循環する不凍液の温度を測るための配管接続方法をメーカーと現場打ち合わせ。なんとか理想的な測定状況にできる案を捻り出す。



午後は、外装を張る前に先行して設置する外皮性能測定用熱電対の取り出し。施工業者と一緒になって作業をする。配線の逃げの確認と、防水の検討。



屋根面の通気層内で暖まった空気を上方向へと排出するために、胴縁に溝を彫っていくことを現場にて決定。


設置作業と工事の進行状況を同時に見るというのはなかなか大変だ。測定配線の設置にいたっては、職人さんたちにも協力してもらわなければ成立しない。いろいろと測定の配線をつけていっていることで、施工をする職人たちにもどのような設計の意図があって設計側で図面やスケッチを描いているのか意識するようになってもらえればいい。

高瀬幸造@前研究室