2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

1フロア1000㎡のワークプレイスが14層積み重ねられたオフィスで日々建築設計の仕事をしています。設計は意匠構造設備等さまざまな部門の人たちが協力しあって進めるものです。そのさまざまな部門を同じ会社内に抱えている事務所なのですが、部門ごとにフ…

近年の環境エンジニアリングは、外皮をより内部環境を制御できる装置にしていく試みをしてきたと言えると思います。ダブルスキンやエアフローウィンドウ等は、眺望を最大限確保できるガラスの外皮に日射遮蔽や断熱性能を持たせる有力な手法です。しかし、そ…

海面上昇のデザイン

今回のコンペでは、海面上昇から建築を考えてみたいなあと思っています。建築は、想定できない事態にとても弱いものです。その弱さは、たとえば地震や火事といった災害の時、はっきりと確認できます。阪神大震災や911のテロで崩れていく建物の姿が、テレビで…

物と物語

■伊東豊雄 セシルバルモントとの講演会で、伊東豊雄は、超高層について話していました。北京CCTVを見上げて、その圧倒的な表面積に可能性を感じた、地球の表面が増えているんだ、と。超高層を地表面として考える。超高層を街路として考える。 「超高層の物語…

建築の外皮の新しいあり方を模索しています。熱負荷をミニマムにおさえるには、表面積を小さくすればいいということにすぐなりますが、一方で、数千平米の空間の空気環境を正常に保つには空調(換気を含む)が不可欠になります。だから建築が大きくなれば大…

bb

近頃は、主に開口部の考え方、3階のボリュームを再検討していました。 8/10に施主打合せを行い、最新案をプレゼン。快諾してもらい、明日から確認申請用の作業に移ります。ここにきて、グッと案がよくなりました。M

bb近況報告

7/21に仮契約を無事完了しました。8月末に確認申請に出し、9月末に着工の予定です。 第一弾の見積りが上がってきたときはどうなることかと思いましたが、沢山の方々のご協力のおかげでおさまりました。すごく劇的なプロセスで、建築観がすこし変わりました…