1年を終えて・・・




昨日、春になって点検にいってきました。
データが満杯になった浴室内の温度計の交換・設置面から剥がれている温度計のチェックをし、建物全体のチェック。


竣工して住み始めてから一年をむかえて、外装の汚れ方、内装の劣化の仕方、建物や設備の使い方がようやくわかってきました。


実際に住んだ感想を聞いてみると、設計時に想定したことがうまくいっていることもあれば、ちょっとうまくいっていない所もあったりします。

設計者もエンジニアも一般論やデータだけでは見えてこないことを、住まい手の感想や自分が伺ったときの体験を通して学んでいく必要があります。自分は特に温熱環境や空調の消費エネルギー、給湯のエネルギーの解析をしていくなかで痛感しました。

そして、何よりも自分たちが一生懸命作った家で、満足して暮らしてもらえていたということが何よりでした。

高瀬幸造